育休最終日のお話~新生児はなまるとの日々を振り返って~
はなまるパピもすです。どうも。
ついに今日が育休の最終日となりました。明日から職場に出ていきます。
当たり前に働いていた時は「出勤していないことがストレス」の一つ*1でしたが、三週間+αの休業期間に育児と家事に従事して随分と癒された気がします。
どんな時間を過ごしてきたか、この機会にご紹介したいと思います。
育児・家事としてやったこと
- 朝、昼、晩の食事作り
- 掃除
- 洗濯
- 食材と日用品の買い出し
- 内祝いなどの手配
- 子の検診・妻の検診の運転手・同行
- ミルク・おむつ交換・お風呂等
自分ごととしてやったこと
- 読書
- 映画等の鑑賞
- 育休男性に関する調査
- 運動
- ブログ執筆
- 来訪客対応
- 職場関係者と飲み会、友人と飲み会
仕事関係もしくは仕事にも関係することとしてやったこと
- 週に2回程度のペースにてデスクワーク(各1時間強)
- 担当事業関係者との連絡(FB Messengerなどを利用)
- 省庁等の資料のチェック
それぞれ細かく書いていきたいのだけど、ブログの見やすいレイアウトの仕方・加工の仕方がわからないので、とりあえずやれる範囲で加工して記していきます。
- 朝、昼、晩の食事作り
これは元々妻が期待していたワークです。当初はそんなこと聞いていなかったんだけど、いつかのタイミングで「料理はすべてよろしく。私のことは赤子として扱ってくれ。」的なことを言われまして、「まぁ、頑張るか」と思って、ほぼ全食作ってきました。
幸いにも社会人になるころから、「いつか結婚する人は自分よりハードワークして、よく稼ぐ人かもしれない。その時に家事を分担できるようにスキル上げておこう」と思い、一人暮らしをしながら家事を意識して取り組んできたので、この部分はスムーズに導入できました。(※一応妻やはまるよりは、ボクの方が稼ぎ多いです)
もちろん、多少のカラクリはあります。そもそも買い出しに行くのがストレスだったりするので、今はスーパーに近いところに住んでいますし、(母乳のことを考えてバランスよく色々なものを食べさせる、と考えた時にその)すべてを自分で調理するのはさすがにしんどいので、カネハツ食品さんや、フジッコさんの商品を駆使して煮物やサラダを補完してきました。
味噌汁もマルサンの出し入り味噌を熱湯で溶かして、気分によってキノコだけ加えて、あとの具は永谷園の業務用みそ汁の具、これで完璧です。
メインは主に魚でたまに肉。グリルで焼くか、フライパンで味付けしながら炒めるだけ。お米は炊飯器で炊きます。どれもイージー
というわけで、だいたい30分ちょいで食事を完成させることができます。
我が家は食洗器も導入済みなので、皿洗いなども大物を手洗いする以外は機械任せです。やっぱりね、ストレス貯めて家事しちゃだめなんですよ。どうやったらオペレーションの分を楽しめるか・楽にできるか、って考えないと。
- 掃除
子供ができる前は自宅を出発する(仕事に行く)前にルンバ*2を起動させて、気になる部分は掃除機で手動で掃除(帰宅後)、ってスタイルでした。子はなまるが帰ってからもそうやってみたのですが、やはり明るい昼間に家にいると埃などが気になってきまして、結局は掃除機(人力×機械)で対応することにしました。子はなまるの鼻や喉が気になったのも理由の一つです。普段は多少面倒でも、育休中なら時間があるから全然問題なし。
- 洗濯
これが想定外に頻度が多いのです。毎日2~3回洗濯機を回します。理由としては、大人の洗濯物と子供の洗濯物を分けているからなのですが、今が夏で本当に助かりました。さらに名古屋は酷暑ながら快晴続きでしたので、あっという間に洗濯物も乾きました。これが雨ばかりの時期だったり、冬だったりしたらおそらくハイストレスですね。助かりました。
- 食材と日用品の買い出し
妻やはまるは自称赤子(負傷者リスト入り)で稼働できなかったのですべてボクが担いました。食材は近所のスーパーで、日用品はドラッグストアなどで調達です。おむつやお尻ふきは結構な頻度で必要になります。我が家は固定費削減のために自家用車がないので大量買いができない弱みがあります。とはいえ、ドラッグストアも近所にあるのでモーマンタイ(無問題)。散歩と思って買いに行きました。
- 内祝いなど
3割程度のものはネットで注文。7割はつい先日、やはまるの現役復帰(故障者リストからの復帰)の際に百貨店で購入しました。ニューボーンフォトを撮影し、ポストカードを作ったり、両親などに配るためのフォトブックなどもネットで対応することで貰い手も満足する品をうまく見繕うことができたと思います。妻やはまるが商品選びが結構好きでよかったです。これは良い補完関係。
その他、育児ワークのイメージについては電通報のこの記事を見てもらえると想像がつきやすいと思う。
「自分ごととしてやってこと」や「仕事関係でやったこと」にも展開したいところだが長文になってしまうので、それらは後日に先送りして、いったんここでまとめたいと思う。
ボクにとって幸いだったのは、まずははなまるが健康そうでその点のストレスがなかったこと。これが大きい。グズグズしてたり、激しく泣くと「どこか痛いのではないか」といった心配には襲われることもあるが、基本的に血色も良く母乳もミルクも飲めるし、よく寝もする。もうこれだけで幸せだ。
次にスーパーが近く、買い出しが楽なことが奏功した。やはまる赤子説により、ほぼすべての家事を担ったが食在庫たるスーパーが近いのは本当に良い。おかげで住宅費が高くつくが、これはペイするのだ。絶対に。
次は食洗機をフル活用できること。皿洗いは多少ストレスが掛かる。手洗いで済ませることも結構あったけど、食洗器と併用したりすることで随分と負担感を少なくできた。
最後は義理の母がはなまるのファンとして高頻度で顔を出してくれたこと、これが地味に大きいと思っています。ありがとうございます。義母来訪の時間帯はボクが仮眠をとったり、ジムで運動することができました。一般論としても個人的にも運動によるストレス軽減は本当に効果がある。健康にも良いし絶対に取り入れた方がいいものだ。しかしながら、妻が動けず、新生児もいれば、それを放っておくわけにもいかない。その中で義母の来訪がいい空白を作ってくれた。さらに煮物などすぐに食べられる食材もお土産にもってきてくださるから、SO HAPPYだ。
今回のボクらの環境は一人目の子供ということで、新生児以外に面倒みなければならない幼児(第一子)が手元にいない状態だった。当たり前だが、それによって夫婦が新生児に付きっきりになれ、それぞれの負担感を軽くしてくれたと思う。
二人目の子供の際に育休を取る人が多いように、育児ワンオペでも大変なのに二人となると大人にも子供にもストレスが掛かるのは当然だと思う。ボクの今回の育休は「制度利用」ではなく有給休暇を使い三週間強休むといったものだったが、もし第二子が生まれることがあれば制度利用した、半年や一年の休業にチャレンジしたい気持ちも芽生えている。少なくとも一か月は確保できるように仕事の整理とネゴを行いたい。
最後に
そもそもの目的の部分でもあるが、今回の育休期間というのは妻の体力回復までの中継ぎ的な要素が強かった。とは言いつつ、まだまだ一般的とは言えない男性による育児休業なのだから、これによって何か大きな気付きや革新的な何かを得られるかもしれないという淡い期待も持っていた。
これに感しては残念ながら、確信をもって話せるようなものは現時点において存在しない。
ただ薄ぼんやり見えていることとしては、この育児と家事を中心に過ごした日々は、我が家の宝と言える時間の一つであって、二度と触れることができない輝きや喜びや温かさに溢れたものであった、ということである。そして、これほど長く妻と子と過ごすことも数えるほどしかないのかもしれない。
気付けば、子はなまるは我が家に帰ってからの約三週間で50%もサイズアップし、華奢に感じた手脚もぷくぷくと膨らみ、お腹がすけば泣き叫び、すくすく成長しながら毎日を力強く生きている。
両親だけではなく、祖父母や親戚、我々の友人たちもはなまるを見て微笑み、そのエネルギッシュな姿に希望を見出したり、力を貰ったりした。
人類が繰り返してきた当たり前のプロセスが、不思議に人を惹きつける。
幸せの尺度をリバランスする。
育休を取らねばわからない、感じることができない、ってものばかりではないと思うが里帰りではなく妻とともに新生児の一か月を過ごすことができたのは恐らく本当に幸せなことなのだと思う。
まだまだはなまるには楽しませてもらえそうだ。
これからもよろしくね、はなまる!