「お母さんのいない休日。」

スーモ（SUUMO）に、こんな広告があった。

ハートウォーミングストリーとして書いているんだろうけど、こんなモデルはもう少しでなくなるよ、って広告の担当者と代理店にアドバイスしたい。

あえて、このようにしているのかもしれないけど、このSUUMOは新築マンション特集だし、基本的には名古屋の中心部の物件を展開している。そうなると読者は東京にいるパワーカップルほどではなくても、そこそこ稼ぐ共働きの世帯が中心になるだろう。

今は共働きの世帯が一人働き世帯を上回っていて、それに共同生活すれば当たり前に食事をつくれる男性もどんどん増えていると思う。

そして東京と比べれば、名古屋のサラリーマンはワークライフバランスが良いほうだろう。その観点からみても、男性の帰宅が遅く料理する機会が少ないというのもケースとして少ないだろう。

なんで名古屋資本の矢作地所さんがこんな広告採用したんだろう。

「お母さん」だけが「上手に料理もできて」「仕事もしている」「友人関係も充実」とすれば、期待しすぎ・負荷をかけ過ぎってケースもあるだろう。スキルフルばかりな女性をモデルにするとかえって反感買うと思うのにな。パワフルな女性ばかりをロールモデルに挙げることも逆に女性活躍の課題だっていわれることもあるんだから、、、

と、気になってしまいました。

(妻やはまる、このストーリーは違うよね～と、同じことを感じてました)

たぶん、２年前くらいにはそこまで気にしなかったんだろうけど。

これがボクの変化であり、時代の変化ですな。自己認識ができる良い機会になりました。サンクスSUUMO

ちなみに育児休業期間中のボクは一日三食全食準備してるぜ。もちろんカラクリがあるんだけど。

（補足）この記事は矢作さんを非難・否定するものではございません。ボクは地元企業LOVEなので